我が家の習い事事情:3兄弟のリアルな体験談

子どもの習い事、どこまでやらせるか、いつまで続けるかは悩ましいテーマですよね。
我が家には3人の息子がいて、それぞれ全く違う習い事暦を歩んできました。今回は我が家のリアルな習い事事情を振り返りながら、子どもの生活や家庭の生活リズムに合わせた選び方についてお話しします。
※現在(2025年7月)、長男は中学2年生、次男は小学6年生、三男は年長の6歳。
長男:年中からピアノ、スイミング、そして中高一貫校受験へ
長男は年中からピアノとスイミングを始めました。この頃は、ぜんそくもあり、体力をつける意味からスイミングを通うことを勧めました。
それぞれ週1回ずつの習い事でしたが、当時は毎週の送り迎えと練習の声かけでバタバタ。小学校に上がってると、スイミングは送迎バスを利用して子どもが学校から直接行けるようになり、だいぶラクになりました。
ピアノは小学校卒業まで続け、スイミングは5年生まで。泳ぎが得意になり、体力がついたのは大きな収穫でした。
スイミングを辞めたのと同時に塾に切り替え、中高一貫校受験に向けて本格的な学習モードへ。週2回の塾通いは大変でしたが、自分で「行く」と決めて頑張っていた姿が印象的です。
中学生になってからは部活一本に絞り、習い事は卒業。習い事はいつか終わりが来るけれど、そのときに「やっていてよかった」と思える経験を残してくれました。また、長男は一つのことを長く続けられる集中力も身につけてくれました。
次男:合う習い事を模索、そして今は個別指導塾へ
次男は年少から長男と一緒にスイミングを始めましたが、2年生で辞めました。その後、サッカーを1年、ピアノを1年と挑戦しました。その後、毎週土曜日にスポーツジムの中で開催されているキッズ用のキックボクシングに通い初めました。
この頃は、学校でもいろいろと問題を抱えていた時期であり、本人のストレス発散の意味でいいのではと思い、キックボクシングに通うことを勧めてみたところ、次男も大変楽しく通ってくれて、2年続けることができました。
身体を動かす習い事で友達ができ、自身をつけていったのは良い経験でした。現在は、個別指導塾に通い、自分のペースで学習に向き合っています。(←いると信じています)長男とは違って勉強はゆっくり進めるタイプですが、自分に合った方法で学ぶことを大切にしています。
三男:体操教室とスマイルゼミで楽しく成長中

三男は年中の秋から体操教室へ通っています。運動遊びが大好きな性格なので、毎週「今日は体操の日?」と楽しみにしている様子が伝わってきます。幼児期は「できた!」という経験が何よりの宝物だと実感しています。
また、家庭学習はスマイルゼミを取り入れ、朝や夕方のすきま時間に取り組んでいます。遊び感覚でタブレット学習に取り組めるので、親としても気負わず続けさせられています。何より送迎がないのでラクですね。
習い事金額、全部公開します!
現在は、長男なし、次男13,000円(個別指導塾)、三男10,350円(体操教室+スマイルゼミ)です。合計 月23,350円です。
※すべて当時の金額です。
長男
- スイミング 6,600円(送迎込み)
- ピアノ(個人教室) 6,000円(週1回、1回30分)
- 塾 11,000円(週2回、1回50分)
次男
- スイミング 6,600円(送迎込み)
- ピアノ(個人教室) 5,000円(週1回、1回30分)
- 個別指導塾 13,000円(週1回70分、1対2形式)
- サッカー 6,000円(週1回、1回60分)
- キックボクシング 7,150円(週1回、1回60分)
三男
- 体操教室 6,000円(週1回、1回60分)
- スマイルゼミ 4,350円(毎月)
習い事は「子どもタイミング」と「やってみる勇気」
こうして振り返ってみると、同じ兄弟でも興味を持つタイミングや始めるきっかけが全く異なりました。「周りがやっているから」「将来のために」という理由で習い事を始めることもありますが、子ども自身が「やってみたい」と思ったタイミングで始めることが続けるポイントだと感じます。
また、始めたものの「合わない」と思ったらやめる勇気も大切。我が家では「続ける・やめるはいつでも相談していいよ」と伝え、習い事が負担にならないように気をつけてきました。
習い事を通じて、「得意」「楽しい」という気持ちを育むことは、学校生活にも自身としてつながります。我が家の経験が、これから習い事を考えるご家庭の参考になれば嬉しいです。
では、また。